16. 八島太郎の絵本「からすたろう」
「ちび」と呼ばれている不思議な男の子。小学校の入学式から教室に入れません。友達もできず、いつも一人ぼっちです。勉強も、ちっともわかりません。それでも、ちびは毎日学校にやってきます。雨の日も、風の日も、嵐の日も、遠くの山道…
「ちび」と呼ばれている不思議な男の子。小学校の入学式から教室に入れません。友達もできず、いつも一人ぼっちです。勉強も、ちっともわかりません。それでも、ちびは毎日学校にやってきます。雨の日も、風の日も、嵐の日も、遠くの山道…
もう15年ほど前になりますが、東京都下に住んでいたころ、板橋区立美術館で開かれていた「ボローニャ国際絵本原画展」に毎年通っていました。菊田まりこさんの絵本に出会ったのは、東京暮らしが始まって5年目の1999年のこと。その…