8. ノースカロライナ大学TEACCH自閉症プログラムの公認制度をめぐって ~一人の公認実践家の視点から~
ノースカロライナ大学TEACCH自閉症プログラム(以下TEACCHと略)は、2013年に新しい公認制度を導入しました。これは、TEACCHが体系化してきた構造化指導法(structured teaching、現在はStr…
ノースカロライナ大学TEACCH自閉症プログラム(以下TEACCHと略)は、2013年に新しい公認制度を導入しました。これは、TEACCHが体系化してきた構造化指導法(structured teaching、現在はStr…
私の職場、おしま地域療育センターでは2011年からミッション・ステートメントを策定し、活動の基本としています。これはいわば、地域に対する私たちの約束であり、職員一人ひとりの役割は、このミッションを各自の専門性を生かしつつ…
私の職場では、主に小児期に発症する障がいを対象にした、いわゆる「療育」というサービスを提供しています。療育とは、一般的には発達や社会適応の向上を目的にした個別や少人数の機能訓練・心理指導・プレイグループなどを指します。英…
もう15年ほど前になりますが、東京都下に住んでいたころ、板橋区立美術館で開かれていた「ボローニャ国際絵本原画展」に毎年通っていました。菊田まりこさんの絵本に出会ったのは、東京暮らしが始まって5年目の1999年のこと。その…
オキシトシンの治験がニュースになっていますね。 8月には、PNAS(米国科学アカデミー紀要)にこんな論文が出ていました。 KJ Parker et al. Plasma oxytocin concentrations a…
私は医師として発達診療にかかわっているわけですが、この仕事に携わるようになってすぐにつまずいたのが、自閉症を診断するということ、そしてその診断を保護者の方に伝えるということでした。それが、当時勤めていた病院を辞め海外へ勉…
このブログを始める前は、主にフェイスブックにちょこちょこと情報を載せていました。それはそれで親しい人たちと共有することができてよかったのですが、フェイスブックのアカウントを持っていない人も多く、そういった人たちにはなかな…
みなさま、はじめまして。函館市で発達診療に携わっている医師の高橋和俊と申します。 ブログを始めようと思ったきっかけは、この分野にかかわるようになってそれなりに年数も経ち、これまで学んできたことをできるだけ多くの人たちと共…